高校入試に自由英作文と英語の面接があるらしい

毎年、知人が自宅でひらいている学習塾で夏期講習・直前講習(と言っても、半ば家庭教師*1か個別指導)のアルバイトをしているのですが、今日、今年度最後の講習を終えてきました。

 

今年は生徒さんも少なく、私立高校直前ということで過去問を解いてもらっていたのですが、そのうち一人が解いていた英語の試験にこんな問題が。

・日本の学校の夏休みを延長するべきか。賛否を明確にして50語程度で述べよ。

・次の英文を読んで、準備した後、面接官の質疑に応えよ。

 

元の問題は、問題文もより丁寧ですし、2つめの「次の英文」も「自然の大切さ」といった、比較的平凡なテーマが中学生レベルの英語で書かれているにすぎません。

でも、中学生相手に、かなりのレベルだと思います。50語というのは、分量だけで言えば東京大学の英語の作文に匹敵する量ですし、中学生にとっては高いハードルでしょう*2

 

もう一人の生徒さんが解いていた過去問の国語の問題は国際化をテーマにした評論でしたし、中学生のうちから国際化を意識する世の中のようです。2人とも、決して国際化で全国的に有名な学校、というわけでもないのですが。

もっとも、2人が受験する高校は共に日本有数の観光都市の近辺に所在しているので、東京オリンピックの開催や訪日観光客の増加を背景に、「町として国際化に力を入れる」という地域的な、グローバルというよりはローカルな事情が働いているのかもしれないな、とも思いました。

 

むしろローカルにグローバル化を進めるという方が、単にグローバル化を追求するより、はるかに現代的な現象なのかもしれません。

 

現代社会の構造転換を担っていくのであろう自分の0.5世代くらい後の若者たちには頭が下がりますが、今日はこのへんで。

*1:家庭教師は家庭教師でも、教師の家庭に生徒が来る家庭教師ですが。

*2:もっとも、東大英作文の難しさは語数が「少ない」こと、というような話も耳にしたことはあります。その点、関西だと大阪大学(自分が高校生の時は100語とかだった)や京都大学(和文英訳2題。字数制限などという無粋なものはない)とかは「気楽なもの」とは東大受験生(当時、現在は東京大学大学院生)のご講評。