青春18きっぷで東京に行った話

6日の金曜日に東京の大学との合同ゼミがあり、場所が向こうの大学で東京に行かなければならなかったのですが、ゼミ仲間の誘いで前から興味のあった「青春18切符での東京行き」を試してきました。今日はその感想を。

 

1.時間と費用

・10時に近畿某駅初、9時頃東京着。

・所要時間推定10時間(途中浜松駅で昼食をとった)。

・費用は2500円(18切符代折半)*1

と、このような形でした。新幹線なら約3時間で1万2千円ほどですから、その差は+7時間で-9千円。たまに聞かれる「18切符旅行は時給1300円」そのままの結果でした。

 

2.魅力その一:途中下車

一日なら乗り放題なので、途中下車が可能です。18切符を有人改札の駅員さんに見せて出て、また有人改札から入ればOKです。

今回の東京行きでは浜松駅で浜松餃子の店に入って、むしろ蕎麦風味のつけ麺を堪能してきました。その他、乗り換え待ちついでに買い物をしたり、少し町並みを見たりできるのも魅力の一つと言えるでしょう*2

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 中華料理店から見た浜松駅前の風景。円形に見えるのはバスロータリー。真ん中は地下街の入り口で、吹き抜けの下には噴水がある。

 

3.魅力そのニ:各地の表情を感じられる

まず、新幹線ほど早くないので、景色を見る余裕があります。しかも、通勤通学に使われている路線を通るので、山奥やトンネルを走り抜けるのではなく、各地域の雰囲気、農村の清々とした静けさや、住宅街のあたたかみ、年季の入った港町の重厚感というようなものを感じることができます。途中、何度か新幹線と並走する場所がありましたが、「いつものぞみで通過している駅の外にはこんな町並みが広がっていたのか」と、新しい世界が開けたような気がしました。

そして、通勤通学路線を使うということは、その地域の生活にほんの少し触れるということでもありました。静岡駅を出てしばらく行った、一両編成のローカル線のが走っているような場所でまだ列車が混んでいて、時計を見ると静岡から30分ほどしか経っておらず「ここは静岡の通勤通学圏なのか」と思い、一方では「政令指定都市から30分でこれだけ田舎になるのか」とおどろいたりもしました。逆に、自分たちの住む近畿という場所を振り返る機会になったかもしれません*3

 

 

4.意外とローカルだった東海道本線

関西から東京に行くわけですから、東海道本線を走ることになります。新幹線開通以前は日本の鉄道交通の中心だったはずのその路線は、意外なほどにローカル線でした。

 

5.どのくらい疲れるか

「非常識なほど疲れる」ということはありません。が、「常識的な範囲内でけっこう疲れる」こともまた事実です。

自分の場合は、出発後4時間弱の浜松で降りた時、若干腰が痛かったのを覚えています。あと、静岡くらいでやや車酔いのような感覚を覚えましたが、これは熱海あたりから時刻も遅くなり涼しくなると解消されました。

むしろずっと座りっぱなし、立ちっぱなしゆえの肩こりの方がきつく、新宿に到着した時点で、けっこう溜まっていたように思います。

 

6.まとめ

友達と一緒だったこともあり、かなりの疲れがたまりながらも、楽しい10時間でした。決して「長い」とは感じない道中でしたし、見たことのない世界を垣間見れたのもいい経験だったと思います。

仮に一人だったとしても、それはそれで車窓を眺めたり、本でも持っておけばそんなに退屈ではないと思います*4

 

7.最後に:退路は残しておけ

それでも、かなり疲れます。むしろ、旅を終えたところで心が折れるというか、緊張がもたなくなることもしばしば。というわけで、ちゃんと退路は残しておくことをおすすめします。私は、念のためにと学割証を持っていった過去の自分の慧眼に感謝しつつ、新幹線で「この向こう側にあの風景が広がっているのか」と不思議な思いに浸りながら、新幹線で帰路につきました。

 

ではまた。

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*1:4回分使い売却する予定だったので、売却価格を考慮し、5分の1より少し多めに支払った。

*2:なお、ベルトをし忘れていたため、最初に乗り換えた駅近くのショッピングセンターでベルトを購入。500円。

*3:私鉄中心の近畿で大阪難波駅から近鉄で30分走っても、もう少し開けた風景が広がっている。

*4:友達が2人とも寝ている間は本を読んでいたが、いい読書時間になった。