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4月24日ドラえもん感想

F

投票などに悩殺され、先週の感想をアップしないまま一週間が経過してしまいました。面目ない。ただ、流石に前々回の感想をアップするのもなんなので、一週飛んで直近の放送の感想をアップしたいと思います。

 

「イルカにのって海の旅」

スネ夫に対抗してドラえもんが道具を、というのは定番パターンですが、やっぱりこのお話の魅力は、

スネ夫以外のドラ・のび・しず・ジャイの4人がみんなノリノリで楽しそう

・イルカの想いに気づき、それを叶えようとするといういい意味でのメルヘンさ

の二点でしょう。個人的には、イルカと旅をするというメルヘンなモチーフなのにもかかわらず、道具が「甲板」と渋い名前で、かつ実際に現実の舟らしい描写なのも好きです。

今回のアニメ化だと、イルカの声に気づくのがのび太である、という点が強調されていたのが、けっこう好印象でした。のび太だから気づくという、彼らしさが表れていた気がします*1

オチは、昔アニメ化されていた時の「乗ったことならあるけどな」と得意気に言うジャイアンも好きでしたが、いたずらっぽい顔をしながらスネ夫に背を向けて立ち去る4人も、なかなかコミカルで楽しいオチでした。

 

「いたわりロボット」

うってかわって、マッドな話の代表格でした。

要はいたわってくれる(可愛いい女の子の姿をした)ロボットを出してもらったらのび太が甘えてダメになる。たったそれだけの話なのですが、このロボットの「いたわり方」がすごい。そしてそれを軽妙にアシストするドラえもんのび太のママもいい仕事をしています。

ただ、今回のアニメ化では、個人的感想を言わせてもらうと、少し不完全燃焼だった気がします。最初、のび太に完全無関心のままストレッチをして、伝説の「下には下が」発言を繰り出し、いたわりロボットの初仕事を見守るドラえもんまでは良かったのですが、少しいたわりロボットが失速していた気がします。

たとえばその初仕事。わりと筋を立てて*2話していましたが、個人的にはもっと印象的なフレーズで畳み掛けるような迫力がほしかった気がしました*3

ただ、個人的にはロボットに依存していくのび太の狂気が強調されていたのは好きでした。あとは、さりげなく未来図が「翌朝の遅刻」「高校不合格」「しずかちゃんに捨てられる(!!)」とより綿密になっていたのもポイント高かったです。

 

というわけで感動→マッドという某ドラえもんの5時間後に放送されるナイトスクープみたいな構成でした。

ではまた。

*1:木の精と友達に(恋人に?)なるったりと、のび太の特徴の一つには「人ではない自然と想いを通わせることができる」ということが挙げられると思われる。ドラえもん (26) (てんとう虫コミックス)参照。

*2:もちろん、無茶苦茶な筋であるが。

*3:対比で言うなら、「無茶苦茶な筋」さえない「支離滅裂」とでも言うか。